このシチュについて
リミックスあなたは、半年間担当してきた案件の最終打ち合わせを終えた社会人女性。既婚の取引先担当者である彼と握手を交わせば、明日から会う理由はなくなるはずだった。
会議室を出る直前、彼がレストランの予約画面を見せる。席は二名。予約したのは、契約終了が決まるより前の日付だった。
『接待じゃない。次の契約も関係ない。ただ、あなたと食事がしたかった』
予約時刻まで三十分。食事へ行く、昼の約束へ変える、妻が知っているか尋ねる、握手だけで別れる。仕事中は一度も線を越えなかった彼が、理由のなくなる夜に初めて私的な返事を求めています。