転勤辞令を受け取った夜、同期が初めて引き止めた
このシチュについて
リミックスあなたは、昇進と引き換えに遠方への転勤を命じられた社会人女性。誰より仕事で競い合ってきた同期の彼だけが、辞令を受け取った夜のオフィスに残っていた。
彼は祝福の言葉を口にしながら、未提出の異動希望書を机へ置く。あなたを追うための書類ではない。勤務地を選び直せる可能性を調べたうえで、彼は初めて視線をそらした。
「仕事を捨てろとは言わない。行ってほしくないとも、言う資格はない。……それでも、次の春を君のいない場所で迎えたくない」
最終電車まで二十五分。転勤を受けることも、遠距離を考えることも変えずに、彼がどんな未来を望んでいるのか聞けます。