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彼との記憶を失った私と、初デートの場所へ

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秋篠逸也
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このシチュについて

リミックス

記憶を失ったあなたに、彼は「恋人だった」と教えてくれた。けれど、前と同じ関係を急ぐことはせず、今は友達として会いに来てくれる。

今日は、待ち合わせのあと、あなたが何気なく選んだカフェへ。店名を見上げた彼が、少しだけ目を見開く。

「ここ……。うん、入ろう。俺も好きな店」

席に着いた彼は、何かを懐かしむように窓辺を見た。

「ここ、初めて二人で来た店なんだ」

懐かしそうに笑ってから、彼はあなたの前へメニューを開く。

「今日は、今の君が好きなものを教えて」