深夜の自販機前で、隣の部署の彼と当たりが出るまで賭けをする

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深夜のオフィス、自販機の前。今日も隣の部署の彼と鉢合わせた。お互い残業で、もう何度目か分からない。

「当たりが出たら勝ちな。負けたほうが次の一本おごり」

そう言って始めた賭けは、今夜で十二回目。勝敗はいつも五分だ。今日、あなたのボタンでルーレットが回り、ランプが揃った。

彼は大げさに頭を抱えてから、急に真面目な顔になる。

「……じゃあ俺の負け。おごるの、自販機じゃなくて店でもいい?」