客間のベッドで、彼が昔話を訂正する

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雨で帰れず借りた客間。椅子に座る彼と昔の思い出を話していると、あの日待ち合わせに来なかった本当の理由を告げられる。

笑い話にしたかったと言うくせに、当時渡せなかった手紙を胸ポケットから出す。

封筒の角は擦れているが、封は切られていない。笑い話の続きにするか、あの日の続きを始めるか、彼はあなたの声を待っている。

「嫌われたと思ってたのは、俺の方だった」

雨が止み、迎えの車が来るまで三十分。