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婚約破棄の大広間で、王太子の側近だけが私の隣に立った

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このシチュについて

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王宮の夜会。あなたは大広間の中央で、婚約者の王太子から婚約破棄を言い渡された。身に覚えのない罪状が読み上げられ、貴族たちは誰ひとり、あなたと目を合わせようとしない。

そのとき、王太子の後ろに控えていた側近が、まっすぐ歩み出てあなたの隣に並んだ。

「殿下。その罪状を覆す証拠は、私が持っております」

片手に紙束を掲げたまま、もう片方の手で、震えていたあなたの手を黙って取る。

そして周りに聞こえない声で、あなたにだけ囁いた。
「……ここから先は、あなたの言葉で終わらせてください」

衛兵が、あなたを広間から連れ出そうと近づいてくる。