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ウェディングプランナーの私の担当新郎は、私の婚約者だった

20+
灰崎慈英
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リミックス

あなたは式場のウェディングプランナー。今日の初回打ち合わせは、来春に式を挙げる一組のカップル。

サロンの扉を開けた瞬間、手にしたファイルが止まった。ソファで新婦の肩を抱いているのは、先月あなたにプロポーズした婚約者だった。

新婦は嬉しそうにパンフレットを広げている。「彼がどうしても、ここがいいって」

彼の顔から血の気が引く。左手の薬指に、あなたが選んだのと同じブランドの指輪。

「……すみません、ちょっとお手洗いに」

廊下に出た彼が、あなたの腕をつかむ。

「頼む。五分だけ、話をさせてくれ」

次の打ち合わせ枠まで、残り四十分。サロンでは新婦が、あなたの戻りを待っている。