婚約シチュ: 36件
婚約のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 36件のシチュから選べます。
新居の内見で、彼が空っぽの小部屋から出てこない
あなたは、来春に結婚を控えた会社員。今日は婚約者の彼と、新居の内見に来た。
2LDK。日当たりのいいリビング、広めのキッチン。不動産屋さんが「ごゆっくり」と外へ電話をしに出ていった。
ふと気づくと、彼がいない。
探したら、玄関脇の、いちばん小さな洋室にいた。何もない六畳の真ん中で、窓を見上げて立っている。
「……ここさ」
振り返らないまま、彼が言う。
「最初は、物置でいいと思ってたんだけど」
窓から差す光の中で、彼の耳が、少し赤い。
「いつか、ここ、子ども部屋にしたいって言ったら……気が早い?」
再婚の顔合わせの料亭で、相手の兄は別れた元夫だった
優しい人と、もう一度家族になるつもりだった。料亭の個室で、婚約者が嬉しそうに襖を開ける。
「紹介するよ。兄さん、遅れてくるって言ってたんだけど――」
遅れて入ってきた男を見た瞬間、あなたの箸が止まった。
三年前に別れた、元夫だった。離婚届を出したあの日、理由も聞かず、黙って判を押した人。
彼はほんの一瞬だけ固まり、それから完璧な笑顔で頭を下げた。
「はじめまして。弟が、お世話になっています」
婚約者も、その両親も、何も知らない。
乾杯のグラスを持つ彼の指に、外したはずの指輪の跡が、まだ残っていた。
婚約披露の夜、死んだ初恋の人が別人として現れた
高校二年の冬、雪の中で初めて手をつないだ転校生は、その大晦日、事故でいなくなった。
十年。幼なじみの彼と婚約して、ようやく前を向けるようになった。
今夜は、仕事仲間を招いた婚約披露の食事会。
遅れて着いた取引先の建築家が、店の扉を開けて入ってくる。
髪の色も、話し方も違う。名前も違う。
それなのに、ピアノの横を通り過ぎるときの、あの横顔だけが。
「初めまして。……どこかで、お会いしましたか?」
偽装婚約の最終日、鬼上司に指輪を返そうとしたら『まだ外すな』
お互いのお見合いを断るため、三ヶ月だけ婚約者のふりをする。
その相手は、社内で『鬼』と呼ばれる上司だった。
今日が、その三ヶ月の最終日。送ってもらった車の中で、私は左手の指輪を外そうとした。
彼の手が、それを止めた。
「……まだ外すな。日付が変わるまでは、俺の婚約者だろ」
余命を打ち明けた夜、冷徹な婚約者の騎士団長が初めて取り乱した
家同士が決めた婚約者は、王国騎士団の団長。三年間、一度も笑った顔を見たことがない。
夜会を抜け出したバルコニーで、私は婚約の解消を申し出た。理由も、正直に話した。
「治らない病だそうです。残りは、一年。……あなたの時間を、無駄にさせたくないの」
彼の手から、グラスが落ちて割れた。
「……一年?」
初めて聞く、震えた声だった。
結婚式の前夜、理性的すぎる婚約者に『一度だけ、余裕のない顔を見せて』と頼んだ
結婚式の前夜、二人の新居。式までは一線を越えない――それは、真面目な彼が自分で決めた約束だった。
いつも穏やかで、私を待ってくれる人。でも、私はずっと見てみたかった。
「ねえ。一度だけ、余裕のない顔、見せて」
彼の手から、明日の進行表が落ちた。
「……それは、ずるい」
Group
【恋リア|顔を見ずに婚約】壁越しに恋した彼らの中から、明日の夫を選ぶ
十日間。私は、一度も顔を見ていない男たちと、壁越しに話し続けてきた。
好きな食べ物も、眠れない夜の過ごし方も、誰にも言えなかった後悔も。声だけの彼らは、もう誰よりも私を知っている。
そして今夜が、ブース最後の夜。ここでプロポーズを受けた相手と、明日、初めて顔を合わせる。
「顔なんて関係ない。俺を選んで」
「……選ばれなくても、君の声は忘れないよ」
婚約相手は一人だけ。でも、壁の向こうの声は、一つじゃない。
20+
病室で、記憶を失った婚約者が『式まで一か月、俺に教えて』
交通事故から三日。病室で目を覚ました婚約者は、私を見て、困ったように笑った。
「……ごめんなさい。どなた、ですか」
ここ数年分の記憶が、抜け落ちているらしい。
出会った日も、プロポーズの言葉も、覚えているのは私だけになった。
結婚式は一か月後。延期しようと言いかけた私の手を、彼が見る。薬指に、自分と同じ指輪。
「式まで、一か月あるんですよね。……だったら、教えてください。俺が、どんなふうにあなたを好きだったのか」
看護師さんが飲み物を聞きに来ると、彼は迷わず、私の好きな紅茶を二つ頼んだ。
式場の打ち合わせ中、浮気がバレた婚約者が『向こうは遊び』
結婚式まで、あと二か月。式場の打ち合わせ室で、あなたと婚約者は席次表を広げていた。
「契約書をお持ちしますね」とプランナーが席を外した、その瞬間。テーブルの上の彼のスマホが光った。
『今夜も会える? 昨日の続きしよ』
見たことのない女の名前。彼は画面を伏せもせず、肩をすくめた。
「あー……向こうは遊びだから」
「遊び……?」
「結婚するのはお前だろ。それで十分じゃん」
プランナーが戻ってくるまで、あと十分。戻ったら、本契約書にサインする段取りだ。
彼はペンを取って、あなたのほうへ差し出した。
30+
式場の駐車場で、婚約者が私の同期とキスしていた
結婚式場での打ち合わせを終えて、あなたは化粧室に寄ってから駐車場へ向かった。
彼の車の陰に、二人の人影がある。
婚約者の彼が、女性の頬に手を添えてキスをしていた。顔を上げたその女性は、同じ部署の同期。今日の受付を頼んだばかりの相手だった。
同期が先にあなたに気づき、彼の胸を押す。振り返った彼の手から、引き出物のカタログが落ちた。
「……いつから、そこに」
式まで、あと一か月。明日の朝も、あなたは彼女の隣の席に座る。
40+
裏切られた人生から婚約の日に戻った私は、婚約者の兄の手を取る
一度目の人生で、あなたは夫と親友に裏切られた。財産も仕事も奪われて、すべてを失った最後の日に、手を差し伸べてくれたのはただ一人。夫の兄だった。いつも冷たく、家族からも距離を置いていた人。
目を開けると、そこは三年前のホテルの控室だった。壁のカレンダーは、婚約披露パーティーの当日を指している。
乾杯まで、あと三時間。今ならまだ、間に合う。
あなたはドレスのままバルコニーへ出た。そこに一人、煙草もくわえずに夜景を見ている人がいる。
振り向いた彼が、眉をひそめた。
「……弟の婚約者が、俺に何の用だ」
20+
ウェディングプランナーの私の担当新郎は、私の婚約者だった
あなたは式場のウェディングプランナー。今日の初回打ち合わせは、来春に式を挙げる一組のカップル。
サロンの扉を開けた瞬間、手にしたファイルが止まった。ソファで新婦の肩を抱いているのは、先月あなたにプロポーズした婚約者だった。
新婦は嬉しそうにパンフレットを広げている。「彼がどうしても、ここがいいって」
彼の顔から血の気が引く。左手の薬指に、あなたが選んだのと同じブランドの指輪。
「……すみません、ちょっとお手洗いに」
廊下に出た彼が、あなたの腕をつかむ。
「頼む。五分だけ、話をさせてくれ」
次の打ち合わせ枠まで、残り四十分。サロンでは新婦が、あなたの戻りを待っている。
挙式前夜のリハーサル後、無人のチャペルで担当プランナーが『誓いの言葉、俺に先に言って』と祭壇へ押しつける
明日は結婚式。リハーサルを終えた婚約者は、友人たちと前夜祭へ出かけていった。
あなたは忘れ物を取りに、照明の落ちたチャペルへ戻る。祭壇の前に、半年間ずっと打ち合わせを重ねてきた担当プランナーが立っていた。
「……明日、あなたは別の男にあの言葉を言う」
一歩、二歩。背中が祭壇の縁に当たる。彼の両手が、あなたの左右に置かれた。
「打ち合わせのたびに、隣にいるのが俺だったらって思ってた。……一度でいい」
薬指の婚約指輪を、親指でなぞられる。
「誓いの言葉、俺に先に言って」
婚約を報告した夜、シスコンの義兄が『妹のままでいるのは、もう無理だ』
親の再婚で義兄になった彼は、成人してから家族になったのに、誰よりも過保護な兄だった。
婚約が決まった報告に、彼の部屋を訪ねた夜。階下からは、両親のテレビの音が小さく聞こえる。
「……おめでとう」
笑ったはずの彼の顔が、すぐに崩れる。
「兄貴だから我慢してきた。お前に男ができても、兄貴面して笑ってた」
壁際に追い詰められ、彼の手があなたの左手を掴む。まだ指輪のない薬指を、親指でなぞって。
「でも、他の男のものになるなら話は別だ。……妹のままでいるのは、もう無理だ」
同窓会の後、元彼が婚約指輪をはめたままの私の手に『外さなくていい』
同窓会の二次会のあと、気づけば元彼と二人でホテルのラウンジにいた。左手の薬指には、先月もらった婚約指輪。
「おめでとう。……本当に、そう思ってる」
エレベーターの中で、彼はあなたの左手を取って、指輪に唇を落とした。
部屋のドアが閉まる。外そうとしたあなたの指を、彼が止める。
「外さなくていい。……つけたままのほうが、忘れられないだろ」
バッグの中で、婚約者からの着信が震えている。
結婚式前夜、新郎の双子の弟が控室で『先に出会ってたのは俺だ』
結婚式前夜、ホテルの控室。明日着るドレスの最終確認を終えて一人になったところへ、ノックの音。
入ってきたのは、婚約者と同じ顔の、双子の弟だった。
「五年前の夏、駅のホームで傘を貸したの、覚えてる?」
覚えている。あの日の人を、ずっと婚約者だと思っていた。
「兄貴は、それを否定しなかった。……ずるいよな。でも、言えなかった俺のほうがもっとずるい」
彼がゆっくりと近づき、ドレスのかかったラックの前であなたの手を取る。
「明日までに、本当のことを知っておいてほしかった」
鬼になった許婚が、私だけは喰わずに、夜ごと窓の外へ会いに来る
祝言の十日前、許婚は山で行方知れずになった。
ひと月が過ぎた満月の夜。二階の窓の障子を、こつ、こつ、と爪で叩く音がする。
細く開けた隙間の向こう、屋根瓦の上に、あの人がいた。着物は泥と夜露で汚れ、瞳は猫のように縦に裂けている。
「……開けないで。そのままでいい」
声だけは、昔のまま優しかった。
「腹が減って、気が狂いそうなんだ。でも、お前の匂いがすると、少しだけ人に戻れる」
町では、鬼狩りの剣士が宿を取ったと噂になっている。夜明けまで、あと三刻。
「……少しだけ、声を聞かせて。それで今夜も、我慢できるから」
婚約者の両親との顔合わせの個室フレンチで、テーブルクロスの下の彼の手がコースが進むたびに上がってくる
ホテル最上階の個室フレンチ。婚約者である彼の両親との、初めての顔合わせ。あなたは緊張で背筋を伸ばしていた。
前菜が運ばれてきたころ、テーブルクロスの下で、彼の手があなたの膝に置かれる。安心させるように――そう思ったのは最初だけだった。
スープ。魚料理。皿が替わるたびに、指先が少しずつ上がってくる。
隣の彼は、父親と穏やかに仕事の話をしている。
「次はお肉料理ね」と彼の母が微笑んだとき、指はもう、ドレスの裾の内側に入っていた。
160+
記憶を失った私に、婚約者が『式まで一か月。もう一度、好きにさせる』
目を覚ますと、白い天井だった。交通事故で、ここ数年分の記憶が抜け落ちているらしい。
ベッドの横には、知らない男の人が座っていた。泣き腫らした目で、私の手を握っている。
「……俺のこと、分からない?」
首を振ると、彼は一瞬だけ顔を歪めて、それから笑った。
サイドテーブルの写真立て。海辺で、私と彼が笑っている。左手の薬指には、見覚えのない指輪。
「退院は三日後。結婚式は、一か月後なんだ。……延期もできる。無理しなくていい」
彼は写真立てを、そっと私のほうへ向けた。
「でも、もしよかったら。一か月で、もう一回、俺を好きになってくれないかな」
婚約者の正体が怪盗だと気づいた夜、彼が仮面を私の手に乗せる
穏やかで優しい婚約者。けれど、怪盗が現れる夜に限って、彼はいつも連絡がつかなかった。
今夜、彼の書斎の隠し棚から、あなたは白い仮面を見つけてしまう。振り向くと、扉の前に彼が立っていた。
彼は何も言い訳せず、近づいてきて、あなたの手に仮面を乗せる。
「見つかっちゃったか。……通報するなら、今だよ」
そう言いながら、あなたの腰を引き寄せる腕は、少しも逃がす気がない。
「でも、その前に。……本当の僕にも、キスしてくれる?」
婚約者の浮気現場のホテルラウンジで、彼の兄が『今夜は俺の部屋に来い』
明日は両家の顔合わせ。打ち合わせのために泊まったホテルのラウンジで、婚約者を見つけた。知らない女の腰を抱いて、エレベーターへ向かっていく。
私に気づいた彼は、一瞬だけ目を逸らした。それから、何事もなかったように扉の向こうへ消えた。
立ち尽くす私の手から、グラスが取り上げられる。振り向くと、婚約者の兄がいた。顔合わせのために前乗りしていた、無口で、一族の誰より厳しい人。
「……見たな。あいつがああなのは、今に始まったことじゃない」
彼は自分のルームキーをテーブルに置いた。
「今夜は俺の部屋に来い。明日の顔合わせで、あいつに何を言わせるか——二人で決めよう」
2.1K+
式場見学の帰り道、婚約者のスマホに「昨夜はありがとう」
半年後に式を挙げる予定の婚約者と、式場見学の帰り道。チャペルの写真を見せ合いながら駅へ歩いていたとき、彼から受け取ったスマホの上に通知が落ちてきた。
『昨夜はありがとう。ネクタイ、忘れてったよ』
送り主は、彼の会社の後輩の名前。昨夜、彼は「急な接待」と言って帰らなかった。
「……それ、返して」
伸びてきた手より先に、画面が暗くなる。見積書の入った紙袋が、彼の指の中でくしゃりと鳴る。あなたの左手の指輪を、彼の視線が一度だけ確かめた。
「ちゃんと説明する。……家に帰ってから、全部話すから」
20+
結納前夜の料亭で、婚約者の双子の兄が口説いてくる
明日は、婚約者との結納。両家の顔合わせを終えた料亭の離れで、あなたは一人、夜の庭を眺めていた。
障子が開く。婚約者と同じ顔、同じ声。違うのは、緩めたネクタイと、留めないままの襟元だけ。
「弟なら、もう車で帰ったよ」
彼は縁側の端に腰を下ろし、あなたとの間に一人分の隙間を残した。
「明日になったら、俺は君を義妹って呼ばなきゃいけない」
「だから今夜のうちに言っておく。……弟より先に、俺が君を見つけてた」
舞踏会の回廊で、婚約者が双子の弟だと見抜く
第一王子の婚約者として王宮に来て三か月。今夜の舞踏会で、彼はいつもより完璧に微笑み、いつもより完璧に踊った。
人のいない回廊まで来て、あなたはようやく足を止める。
「……あなた、殿下ではありませんね」
振り返った彼は、仮面のような笑みをゆっくりと外した。
「兄と私を見分けた方は、母上のほかにおりませんでした」
「兄は今夜、城を抜けています。どうか、もう少しだけ……兄の婚約者でいてくださいませんか。私の隣で」
広間で、二曲目のワルツが始まる。
