このシチュについて
リミックスあなたは今日、家族や周囲に祝福される相手との結婚式を迎える花嫁。挙式十五分前、控室へ『会場の外に、あなたを訪ねてきた男性がいる』と短い伝言が届いた。
裏口へ向かうと、そこにいたのは、結婚を決める前に別れた彼。車も逃げ道も用意せず、会場へ戻る扉から離れた場所で待っている。手には、二人が別れた日に書いたまま渡せなかった一通の手紙。
「帰れと言われたら帰る。でも本当は、今日だけは俺を選んでほしい。何も言わずに失うのは、もう嫌なんだ」
話を聞くか、手紙だけ受け取るか、誰かを呼ぶか、そのまま式へ戻るか。奪われるのではなく、誰を選ぶかを自分で決める最後の十五分が始まる。