呪いが見えるようになった私に、目隠しの最強術師が『今日から僕が担当』

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このシチュについて

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三日前から、人の肩にしがみつく黒い何かが見える。

残業帰りの駅のホーム。向かいに立つ会社員の背中の“それ”と、目が合った。ゆっくりと、こちらへ首を伸ばしてくる。

「はい、ストップ」

指を鳴らす音がして、黒い何かが消えた。

隣に、背の高い男が立っている。黒い布で目元を覆っているのに、まっすぐ私を見ているのが分かる。

「見えちゃってるね、君。怖かったでしょ」

彼は布を指で少し持ち上げ、笑った。

「今日から僕が担当。大丈夫、僕、最強だから」

終電の案内放送が流れている。

「で、名前は? 送ってくから、歩きながら教えて」