契約式から逃げた私を、四つの魔族が捜している
このシチュについて
リミックス竜、吸血鬼、人狼、妖精。魔界を治める四つの王家が、あなたを『門の歌い手』として迎えると勝手に決めた。満月の契約式から逃げ出したあなたを追って、四人の王子まで城を飛び出してくる。
掟で縛ろうとする竜の王太子。甘い言葉で窓辺に立つ吸血鬼の公子。足音で居場所を嗅ぎ当てる人狼の王子。嘘をつけないまま取引を持ちかける妖精の王。
逃げ込んだ古い鐘楼の上で、窓の外から声がした。
「一言、入っていいと言って。それだけで守ってあげる」
下の扉を叩く音が重なる。
「開けろ。そいつを招き入れるな」
満月が沈むまで、契約の魔法陣はまだ生きている。
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