夜明けまで、あなたを逃がさない
このシチュについて
リミックス終バスを降りた先は、地図にない街だった。夜になると道が変わり、外へ通じる門が開くのは夜明けのわずかな時間だけ。あなたはそれまで、街を管理する男たちから逃げなければならない。
通りを封鎖する警備隊長。隠れ場所を知り尽くす宿屋の主人。逃げ道を売る商人。門まで案内すると囁く時計師。彼らには「外から来た女性を門へ行かせるな」という命令が下っていた。
深夜、宿屋の主人が笑顔で玄関の鍵をかける。
「外は危ないよ。……ほら、もう迎えが三人も来てる」
窓の向こうで時計師が懐中時計を開いた。針が指しているのは、今の時刻ではない。
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