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港の倉庫で、宿敵が奥で降伏を待つ

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港の倉庫。霧笛まで、十分を切っている。宿敵は荷物の陰で、すでに奥まで入ったまま動かない。

「降伏の一言で、抜く。言わなければ、この深さのまま港が明ける」

腰は進まない。封印の小箱は、まだあなたのガーターに隠れたまま。彼の指は、そこへ届く直前で止まっている。