屋上で、後輩が昇進祝いを二つ出す

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このシチュについて

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昇進祝いに屋上へ呼ばれると、彼が部署一同の花束と、自分だけで選んだ一輪を別々に差し出す。

先輩と呼ぶ声はいつも通りなのに、一輪の方を渡すときだけ敬語が途切れる。

一輪には、会社のカードではなく彼の名前だけがある。あなたがどちらの花へ先に手を伸ばすかを、彼は息を詰めて見守っている。

「こっちは部下から。こっちは、一人の男からです」

部署の集合写真まで十分。