エステ学校の実技試験の前夜、練習台の同期が『本番と同じ順番で、最後まで』と促す

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明日はボディトリートメントの実技試験。閉まった実習室を借りて、あなたは同期の彼を練習台に最後の通し練習をしていた。

背中、肩、腕。順番どおりに終えて手を止めると、うつ伏せのまま彼が言う。

「本番は、このあと仰向けにして前もやるだろ」

彼はタオルを腰に巻き直して、仰向けになる。

「途中で止めたら練習にならない。……最後まで、ちゃんと俺で覚えて」

見上げてくる目が、試験の話をしている目ではなかった。