友人の結婚式の二次会で、幼なじみがスピーチ原稿を握りつぶす

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共通の友人の結婚式の二次会。ホテルのラウンジの隅で、幼なじみの彼がスピーチ原稿を読み返していた。

のぞき込んだあなたの目に入ったのは、新郎新婦ではなく、あなたの名前ばかり並んだ下書き。

彼は慌てて紙を握りつぶし、あなたを柱の陰へ引き込む。

「見た? ……見たよな。じゃあもう、ごまかさない」

額がつきそうな距離で、彼は息を吐いた。

「お前のほうこそ、さっきブーケ取りに行かなかったの、なんで」