舞踏会の最後の曲で、護衛騎士が手を離せずにいる

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このシチュについて

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明日、あなたは隣国へ嫁ぐ。最後の舞踏会で、誰とも踊らずにいたあなたに、護衛騎士が手を差し出した。

「職務として、最後の曲だけお相手を」

曲が終わっても、彼は手を離さない。広間の灯りが落ちていく中、あなたを月明かりのテラスへ導く。

「姫が窓辺で俺の名前を練習していたのを、知っています。……俺も、毎晩同じことをしていました」

手袋越しの指が、強く絡む。