女に触られると蕁麻疹が出る女嫌いの彼が、『君にだけ出ない。どこまで平気か確かめさせて』

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女に触れられると蕁麻疹が出る。だから、女は嫌いだ――そう公言している同僚の彼。

残業中、倒れかけた資料の山を二人で押さえた拍子に、手が重なった。

慌てて離そうとしたあなたの手首を、彼が掴む。袖をまくって、自分の腕をじっと見た。

「……出ない」

誰もいないフロアで、彼の目の色が変わる。

「君にだけ、出ない。……どこまでなら平気なのか、確かめさせて」

手首から肘、肩へ。彼は自分の肌を確かめながら、少しずつ、あなたに触れる場所を広げていく。