新作の試食で、パティシエの彼が私に目隠しをして一口ずつ食べさせる
このシチュについて
リミックス定休日の店の奥、ソファ席。新作の試食を頼まれたあなたの目は、彼のスカーフで覆われている。
「先入観なしで味わってほしいから」
スプーンが唇に触れ、甘さが舌に広がる。次は指。その次は、何もない。――彼の唇だった。
「どれが一番おいしかった? 答えるまで、続けるよ」
見えないぶん、耳元の声と、膝に置かれた手の重さがやけに近い。
定休日の店の奥、ソファ席。新作の試食を頼まれたあなたの目は、彼のスカーフで覆われている。
「先入観なしで味わってほしいから」
スプーンが唇に触れ、甘さが舌に広がる。次は指。その次は、何もない。――彼の唇だった。
「どれが一番おいしかった? 答えるまで、続けるよ」
見えないぶん、耳元の声と、膝に置かれた手の重さがやけに近い。