雪に閉じ込められた山小屋で、指輪のない彼が先に言葉だけで求婚する

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冬の旅行先で吹雪になり、二人で山小屋に閉じ込められた。暖炉の火だけが明るい。

毛布にくるまって並んでいると、彼が急に真剣な顔になった。

「本当は、明日の山頂で渡すつもりだった。……指輪、麓のホテルに置いてきた」

彼はあなたの左手を取り、薬指に自分の指を巻きつける。

「今は、これしかない。……でも、もう待てない。結婚してくれ」

吹雪の音の中、彼の手は温かかった。