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回帰した舞踏会で、前世の姉の夫になる王太子を、今度は私が先に落とす

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御門ガク
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このシチュについて

リミックス

前世の私は、枢機卿の婚外子。
姉の踏み台にされ、婚約者に裏切られ、最後は処刑台で終わった。

——その日、姉の隣で王妃の冠を戴いていたのは、王太子だった。
刑の直前、彼だけが一度、私に「すまない」と言った。

目を覚ますと、十八歳。社交界デビューの舞踏会の夜。
前世ではこの夜、姉が王太子と出会い、すべてが始まった。

まだ姉は広間に来ていない。
月明かりのバルコニーで、一人の男が振り返る。

「先客がいたか。……見ない顔だな」

お姉様。今世では、王妃になるのは私よ。