王子シチュ: 24件
王子のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 24件のシチュから選べます。
王宮の執務室で、王太子が聖女との婚約を『形だけだ』と言う
あなたは、神殿から王宮へ呼ばれた聖女。王太子との婚約が、神殿と王家の間で決まったと知らされた。
執務室の机の向こうで、王太子は書類から顔も上げずに言った。
「勘違いしないでほしい。これは形だけの婚約だ」
民の支持を集めるため。神殿を王家につなぎ止めるため。理由を淡々と並べて、ペンを走らせる。
「舞踏会で手を取る。民の前で微笑む。それ以上は求めない。君も、私に何かを求める必要はない」
それだけ言って、話は終わりのはずだった。
なのに、あなたが一礼して扉に手をかけたとき、背後で椅子が鳴った。
「……待て」
振り返ると、彼は立ち上がっていた。机の上の書類が、一枚、床に落ちている。
「先月、北の村で、疫病の子どもを夜通し看ていたのは、君か」
それを聞く彼の目は、少しも、形だけのものではなかった。
600+
魔族の城の地下牢で、王子が聖女見習いに結界の弱点を吐かせる
あなたは、次の聖女に選ばれるはずだった見習い。神殿を守る結界の儀式の前夜、魔族にさらわれた。
目を覚ますと、魔族の城の地下牢。両手首には、聖なる力を封じる黒い枷。
鉄格子の向こうから、角を持つ美しい青年が見下ろしている。魔族の王子だ。
「結界の弱点を言え。言えば、苦しまずに帰してやる」
彼が指を鳴らすと、枷が熱を帯び、あなたの腕に鈍い痛みが走る。
「……強情だな。人間の聖女は、みんなそうか」
けれど、あなたは気づいてしまう。彼の胸元に、黒い呪いの紋が浮かんでいることに。
結界の儀式まで、あと五日。
80+
回帰した舞踏会で、前世の姉の夫になる王太子を、今度は私が先に落とす
前世の私は、枢機卿の婚外子。
姉の踏み台にされ、婚約者に裏切られ、最後は処刑台で終わった。
——その日、姉の隣で王妃の冠を戴いていたのは、王太子だった。
刑の直前、彼だけが一度、私に「すまない」と言った。
目を覚ますと、十八歳。社交界デビューの舞踏会の夜。
前世ではこの夜、姉が王太子と出会い、すべてが始まった。
まだ姉は広間に来ていない。
月明かりのバルコニーで、一人の男が振り返る。
「先客がいたか。……見ない顔だな」
お姉様。今世では、王妃になるのは私よ。
80+
裏切られて死んだ庶子が、回帰した夜に第二王子へ取引を持ちかける
姉と婚約者に裏切られて、あなたは虚しく死んだ。
——はずだった。
目を覚ますと、名家に引き取られる前の、十五年前の夜。未来の記憶だけが、くっきり残っている。
今世こそ、全員に返してやる。そして王妃になる。
月明かりの庭園。あなたは、まだ誰にも見向きもされていない第二王子の前に立った。
「殿下。私と組めば、あなたを王にして差し上げます」
彼は面白そうに目を細めた。
「……見返りは?」
20+
賭けチェスに負けた女騎士の私に、敵国のドSな王太子が『負けた駒の数だけ、一枚ずつ』
停戦協定の夜。両国の代表が見守る余興として、あなたは敵国の王太子とチェス盤を挟んだ。賭けたのは、互いの誇り。
結果は、完敗だった。
代表たちが下がり、天幕に二人きりになる。王太子は盤上から、あなたの取られた駒を一つずつ拾い上げて並べていく。
――十一個。
「誇りを賭けたんだろう、騎士殿」
彼の指が、あなたの鎧の留め金を弾いた。
「負けた駒の数だけ、一枚ずつ脱いでもらう。……もちろん、再戦を挑んでもいい。次も俺が勝つがな」
双子の王子の花嫁選びで、同じ夜に二人の寝室へ招かれる
隣国の双子の王子のどちらかに嫁ぐため、王宮に招かれて三日目の夜。
侍女が運んできた二通の招待状には、同じ時刻と、それぞれの王子の寝室の名前が書かれていた。
迷った末に一つの扉を叩くと、王子が微笑んで迎え入れる。
「来てくれたんだね。……兄上のところではなく、私のところに」
背後で扉が閉まる。燭台の灯りの中、彼はあなたのナイトドレスの肩紐に指をかけた。
「選んだからには、朝まで帰さない。弟としてではなく、夫になる男として」
双子の王子の婚約者の私の寝所に、弟王子が兄の名を名乗って忍んで来る
双子の王子の、兄のほうと婚約した。式は一か月後。王宮で過ごす夜にも、少しずつ慣れてきた頃。
深夜、寝所の扉が開いた。燭台の灯りに浮かぶのは、婚約者と同じ顔。
「今夜は、兄上の名で来た。……そう言えば、扉を開けてくれると思ったから」
弟王子は、婚約者が決して見せない顔で笑った。ベッドの端に腰を下ろし、あなたの夜着の袖をそっとつまむ。
「兄上には、あなたを任せられない。……一晩でいい。俺を見て、比べてくれ」
30+
王宮の湯殿で、香油係の私に王子が『今夜は順番を逆にしよう』とオイルの瓶を取り上げる
王子の湯浴みのあと、香油で身体をほぐすのが、あなたに与えられた役目だった。
今夜もいつものように瓶を手に取ると、寝台に腰かけた王子がそれを取り上げる。
「毎晩、お前にばかり働かせている」
立ち上がった彼が、あなたの肩に手を置いて寝台へ座らせる。侍女の衣の紐に、香油で濡れた指がかかった。
「今夜は順番を逆にしよう。……王子の命令だ、拒めるか?」
言葉とは裏腹に、紐を引く指はあなたの返事を待って止まっている。
竜が眠る洞窟で、傷だらけの王子が『遅くなってごめん』と私の手を包む
竜にさらわれて、三日目の夜。
洞窟の奥、金貨の山の上で、巨大な竜が寝息を立てている。私は岩壁の窪みに隠れて、膝を抱えていた。もう誰も、助けになんて来ないと思っていた。
——カツン。
小石の転がる音がして、松明の明かりが揺れた。
「……見つけた」
息を殺して近づいてきたのは、鎧の肩当てが割れ、頬に煤をつけた青年。見覚えがある。祝祭の日、バルコニーから手を振っていた、この国の王子様だ。
彼は私の前に膝をつき、震えている私の手を、両手で包んだ。
「遅くなってごめん。怖かったよね」
背後で、竜の寝息がひとつ、大きく乱れる。王子様は私を背にかばい、剣の柄に手をかけた。
「大丈夫。君は僕が、必ず連れて帰る」
夢で何度も踊った人が、森で『僕も君の夢を見ていた』と手を取る
眠るといつも、同じ人と踊る夢を見る。
顔はぼんやりして見えないのに、手の温かさと、少し低い声だけは、目覚めてもはっきり覚えている。
今日も森で木の実を摘みながら、小鳥たちを相手に、夢の中の彼と踊るまねをしていた。くるりと回った、そのとき。
誰かの手が、私の手をそっと取った。
「——続きを、踊ってもいい?」
目の前にいたのは、狩りの装いの青年だった。夢の中と、同じ声。
「驚かないで。……僕も、何度も君の夢を見ていたんだ。森で、こうして踊る夢を」
彼は私の手を握ったまま、少し照れくさそうに笑った。
「やっと、顔が見られた」
70+
童話の国から落ちてきた王子が、私の1Kで『真実の愛のキスを』と跪く
残業帰りの雨の夜、マンションの前のマンホールから、白いタイツの男の人が這い出してきた。
金の肩章、赤いマント、腰に剣。どう見てもコスプレだった。
「ご婦人! ここはどこの国だ? 城が見当たらない」
放っておけなかったのは、彼が雨の中で、本当に途方に暮れていたからだ。
——そして今。私の1Kの狭い床で、その人は片膝をついて、私の手を取っている。
「魔女に、この世界へ落とされた。元の国へ戻る扉は、次の満月の夜に一度だけ開く」
彼は真剣な目で、私を見上げた。
「それまでに、真実の愛のキスを見つけられなければ、僕は帰れない。……君に、手伝ってもらえないだろうか」
形見の指輪を拾ってくれた蛙が『お礼は、キス一回で』
母の形見の指輪を、庭園の泉に落としてしまった。
深い水の底で、金色が小さく光っている。どうしよう、と泣きそうになっていたら——
「取ってきてあげようか?」
声の主は、泉のふちにちょこんと座った、緑色の蛙だった。
蛙は返事も待たずにぽちゃんと潜って、すぐに指輪をくわえて戻ってきた。それを私の手のひらに、丁寧に置く。
「ちゃんとお返ししたよ。それで、お礼なんだけど」
蛙は小さな胸を張って、真剣な顔で言った。
「キス一回で。……いや、ふざけてるわけじゃないんだ。僕、本当はこの国の王子で——」
60+
塔から出たことのない私の窓へ、逃亡中の王子がよじ登ってきた
生まれてから一度も、この塔を降りたことがない。母さまが「外は怖いところよ」と言うから。
毎年、私の誕生日の夜にだけ、遠くの空にたくさんの灯りが浮かぶ。あれが何なのか、私は知らない。
「——っ、はぁ、高すぎるだろ、この塔……!」
窓枠に、男の人の手がかかった。息を切らして這い上がってきたのは、上等な服を泥だらけにした青年だった。
「頼む、少しだけ匿ってくれ。下に追手がいるんだ」
彼は床に座りこんで、それから、窓の外の空を見上げた私に気づいた。
「……あの灯りを見てるの? あれ、三日後の祭りで、王宮から飛ばす灯籠だよ」
彼は少し笑って、泥だらけの手を差し出した。
「匿ってくれたお礼に。……近くで、見たくない?」
110+
願いの井戸に恋の歌を歌ったら、塀の向こうの王子が続きを歌った
お城の裏庭の掃除は、いつも私ひとりの仕事。
小鳥たちに囲まれて、古い井戸に向かって、こっそり願いを歌うのが日課だった。
「いつか、素敵な人に、会えますように——」
井戸の底から、私の声がこだまして返ってくる。……はずだった。
「——会えますように。もう、会えたかもしれないけど」
知らない男の人の声。振り返ると、石の塀の上に、白い馬を連れた青年が身を乗り出していた。
「驚かせてごめん。あまりにきれいな歌だったから、つい、続きを」
青年は塀を軽々と越えて、私の前に降り立った。腰の剣には、隣国の紋章が入っている。
「僕の願いも、今、一つ叶ったところなんだ。……君の名前を、聞いてもいい?」
市場で私を助けた物売りの青年が、夜のバルコニーへ絨毯で迎えに来る
昼間の市場で、私はりんご一つで盗人扱いされかけた。払うつもりだったのに、財布をすられていたのだ。
「その人の分は、僕が払う」
人混みから現れた物売り風の青年は、銀貨を投げて、私の手を引いて屋根の上まで逃げてくれた。
「この街で一番きれいな景色、見たことある?」
そう言って笑った人と、日が暮れるまで話した。名前は教えてくれなかった。
夜。下宿の小さなバルコニーで洗濯物を取り込んでいると、目の前に、ふわりと何かが浮かんだ。
金の刺繍の絨毯。その上に、昼間の青年が座っている。
「約束どおり。……今度は、空から見せたいんだ。乗って」
40+
獣の姿の王子が、最後の薔薇が散る前に『図書室を全部、君に』
父の身代わりとして、森の奥の古城に残ると決めた夜から、ひと月。
城の主は、大きな角と爪を持つ獣の姿をしていた。最初は怒鳴ってばかりだったその人は、近ごろ、夕食の席で私の話を最後まで聞くようになった。
今夜、彼は燭台を持って、私を城の東翼へ案内した。重い扉が開くと、天井まで届く本棚が、どこまでも続いていた。
「……本が好きだと、言っていただろう」
獣の大きな手が、扉の取っ手を離せずにいる。
西翼の塔では、ガラスの覆いの下で、一輪の薔薇が最後の花びらを残している。
「この図書室を全部、君に。……ここにいる理由が、もう一つ増えればいいと思った」
嵐の夜に助けた王子が、婚約発表の前日に私の歌声を見つけた
三か月前の嵐の夜、難破した船から投げ出された青年を、私は浜辺まで引っ張り上げた。意識のない彼のそばで、夜明けまで歌を歌って。
人が来る前に、私は岩陰に隠れた。だって、あの人が王子様だなんて知らなかったから。
明日、王子様は「命の恩人」だと名乗り出た隣国の令嬢と、婚約を発表するらしい。
夕暮れの浜辺。網を繕いながら、私は思わず、あの夜の歌を口ずさんでいた。
「……その歌」
振り向くと、お忍びの外套を着た王子様が、砂浜に立ち尽くしていた。
「目を閉じると、ずっと聞こえるんだ。嵐の夜、僕を呼び戻した声が。……もう一度、歌ってくれないか」
60+
0時の鐘が鳴る大階段で、王子が『せめて名前だけでも』と私の手を離さない
魔法使いのおばあさんは言った。「0時の鐘が鳴ったら、魔法はすべて解けてしまうよ」
借り物のドレスとガラスの靴で紛れ込んだ、お城の舞踏会。誰とも踊らなかったはずの王子様が、なぜか私の前でだけ手袋を外して、一晩じゅう離してくれなかった。
——ゴーン。
一つ目の鐘。私はドレスの裾をつかんで、大階段を駆け下りる。
「待って!」
三段目で、手首をつかまれた。息を切らした王子様が、まっすぐ私を見上げている。
「どこの家の方か、聞きません。身分も、聞きません。……せめて、名前だけでも」
二つ目の鐘が鳴る。魔法が解けるまで、あと十回。
学園の『王子』と呼ばれる同級生が、図書室の私の前でだけ猫背になる
成績優秀、運動もできて、誰にでも優しい。廊下を歩けば視線が集まる彼は、みんなから『王子』と呼ばれている。
図書委員のあなたが当番の放課後、閉室間際の図書室に彼がやって来た。カウンターの奥、本棚の陰。誰もいないことを確かめると、彼は崩れるように椅子に座り込む。
背中を丸めて、ネクタイを緩めて、深いため息。
「……あ。見た? 見たよな」
一瞬だけいつもの笑顔を作りかけて、彼はすぐに諦めた。
「ここ、閉めるまでいていい? 君の前なら、王子やらなくていい気がして」
城の厨房に夜食をねだりに来る見習い騎士は、行方知れずの第三王子だった
王城の厨房で働くあなたには、最近ひそかな楽しみがある。夜更けの片付けの時間に、腹を空かせた見習い騎士がこっそりやって来るのだ。
あなたが残り物で作る夜食を、彼はいつも「城で一番うまい」と言って平らげる。
けれど今夜、厨房に駆け込んできた侍従長が、彼の前で凍りついた。
「で、殿下……! 三日も城中お探ししたのですよ!」
剣だこのある手でスープの椀を持ったまま、彼はばつが悪そうに笑う。
「……もう少し、黙っていてほしかったんだけどな。君の夜食が食べられなくなるから」
留学先のホームステイで、無愛想な『兄』が小国の王子だった
ヨーロッパの小さな国への一年間の語学留学。あなたのホームステイ先は、湖のほとりの古い屋敷だった。
同じ屋根の下で暮らす家の息子は、無愛想で、朝食の席でもほとんど口をきかない。それでも、あなたが道に迷えば必ず迎えに来て、言葉が分からず困れば黙って通訳してくれた。
ある夜、テレビのニュースに、正装した彼が映った。
『――本日、第一王子が公務に復帰されました』
振り返ると、玄関に立つ彼がネクタイを緩めながら、ため息をついた。
「……バレたか。頼む、明日からも普通に『兄さん』でいてくれ」
控室で、悪役令嬢の私を断罪した王太子がひざまずき足に口づける
大広間で、あなたは王太子に断罪された。聖女をいじめた悪役令嬢として。
人払いされた控室に、その王太子が一人で入ってくる。何を言われるのかと身構えたあなたの前で、彼はひざまずいた。
ドレスの裾を持ち上げ、ヒールを脱がせて、足の甲に唇を落とす。
「断罪は茶番だ。君を誰にも渡さないための」
見上げる瞳が、獲物を捕らえたように熱い。
婚約破棄した王太子の弟が、兄の代わりではなく自分を選べと迫る
王太子に婚約を破棄された翌朝。王宮の回廊で、第二王子に呼び止められた。
「兄上の非礼を詫びに来た。……というのは、建前だ」
彼はあなたを柱に追い詰め、兄と同じ色の瞳で見下ろす。
「父上は、兄の代わりに俺との婚約を考えている。でも、代わりなんて言わせない」
手首を掴む力が、強くなる。
「ずっと、兄上の隣にいる君を見ていた。……俺自身を、選んでくれ」
舞踏会で他の貴族と踊ったら、婚約者の王子が曲の途中で割り込む
政略で決まった婚約者の王子は、いつも涼しい顔。あなたに興味がないのだと思っていた。
だから今夜の舞踏会、あえて他の貴族の誘いを受けて踊った。
曲の途中、肩を掴まれる。王子が貴族を押しのけ、あなたの腰を引き寄せた。
「次の曲まで待てなかった。……君の手袋に、他の男の手の跡がついている」
彼はステップを外れ、カーテンの陰へとあなたを踊らせていく。
「消すまで、離さない」
