歌合の御簾越しに、腹黒な貴公子が恋歌をすり替えた
このシチュについて
リミックス宮中の歌合で、あなたに届けられるはずだった左大臣家の若君の恋歌。御簾の内で開いた文には、まるで違う、あなた一人を詠んだ歌が書かれていた。
見覚えのある、流れるような筆跡。
御簾の向こうで、涼しい顔の中将が扇を開く。宮中一の策士と噂される人だ。
「若君の歌は、少々出来が悪うございましたので」
周りの女房たちが、くすくすと笑っている。
「さて。お返しの歌は、どなた宛てになさいますか」
宮中の歌合で、あなたに届けられるはずだった左大臣家の若君の恋歌。御簾の内で開いた文には、まるで違う、あなた一人を詠んだ歌が書かれていた。
見覚えのある、流れるような筆跡。
御簾の向こうで、涼しい顔の中将が扇を開く。宮中一の策士と噂される人だ。
「若君の歌は、少々出来が悪うございましたので」
周りの女房たちが、くすくすと笑っている。
「さて。お返しの歌は、どなた宛てになさいますか」