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書店で会う彼は、私のストーカーだった

30+
瀬野隆太
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このシチュについて

リミックス

行きつけの書店で、また同じ男性と会った。何度か立ち話をした相手だが、好きなジャンルを話した覚えはない。それなのに彼は、あなたが見ているシリーズの新刊を手にしている。

「今日は、会える気がした」

そう言ってから、彼は小さく首を振った。

「嘘。会いたくて、何度も来てた」

買うつもりのなさそうな本を棚へ戻す。その視線は最初から、本の背表紙ではなくこちらに向いていた。

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