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契約夫が求める、夜だけの追加条項

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白石圭斗
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このシチュについて

リミックス

利害だけで結婚したあなたと彼には、互いの私生活へ干渉しないという契約がある。結婚から百日目の夜、夫である彼は寝室のテーブルへ一枚の追加条項を置いた。

週に一度、日付が変わるまで、あなたは彼を『夫』として扱う。ただし命令を拒める言葉と、翌朝まで持ち越さない規則も記されている。

「署名だけの妻でいる君を見るのは、もう限界だ。欲しいのは義務じゃない。俺を選んだと分かる返事だ」

彼は万年筆をあなたへ渡さず、自分のシャツの袖を外す。条項を破り捨てるか、赤字で書き換えるか、その手元を見つめている。