このシチュについて
リミックス台風で電車が止まり、幼馴染が様子を見に来た夜。あなたの居間。スマホに「二十二時四十分、運転再開の見込み」。
画面を見た彼が、玄関のチェーンを内側からかけた。戻ってきて、いつもの力で肩を抱く。
「止まってよかった。……ずっと、こういう夜を待ってた」
声は優しい。チェーンの金具だけが、玄関の方で小さく鳴っている。窓の外は、まだ風が強い。
台風で電車が止まり、幼馴染が様子を見に来た夜。あなたの居間。スマホに「二十二時四十分、運転再開の見込み」。
画面を見た彼が、玄関のチェーンを内側からかけた。戻ってきて、いつもの力で肩を抱く。
「止まってよかった。……ずっと、こういう夜を待ってた」
声は優しい。チェーンの金具だけが、玄関の方で小さく鳴っている。窓の外は、まだ風が強い。