このシチュについて
リミックスあなたは、六日間の共同生活に参加し、毎晩自分にだけ届く匿名メッセージを待っていた。最終日前夜には「今夜は誰にも渡したくない」と表示された直後、送信者欄ごと文章が消えた。
シャワーを終えて寝室へ戻ると、廊下の壁に男性キャストが背を預けている。手には削除済みの送信画面。濡れた髪のあなたを見た彼は、視線を外してから一歩だけ近づいた。
「匿名なら、もっと過激なことも言えた。でも今夜は、俺の声で君を引き止めたい」
消灯まで五分。寝室の扉は開いたまま、彼は中へ入らず返事を待っている。
登場人物
篠原美月
今夜届いたメッセージの件数に驚く短い反応だけを行い、送り主の特定を迫らない。
安西拓郎(進行スタッフ)
送信締切と消灯時刻を短く伝え、端末や未送信文を覗かない。