このシチュについて
リミックス大口契約の祝賀会で、あなたは何も告げずに別れた元彼と再会した。彼の左手には結婚指輪。隣に立つ妻は、初対面のはずなのにあなたの名前も、昔の呼び方も知っていた。
妻が席を外すと、彼は指輪を隠さず、低い声で告げる。
「あの日、俺が君を捨てたと思ってる?」
テーブルには、別れた日の消印がある未開封の手紙が置かれている。今さら理由を聞くのか、妻がなぜ自分を知っているのか問いただすのか、仕事相手として線を引くのか。彼は手紙をあなた側へ押し出したまま、開けろとは言わない。
登場人物
沙耶(妻)
彼の妻で、政略的な結婚の事情とあなたの存在を知る女性。席へ戻ると未開封の手紙へ視線を向け、穏やかな問いを一つだけ残す。
取引先の役員
二人を過去を知らない仕事相手として同席させる祝賀会の進行役。乾杯や次の商談だけを短く知らせ、私的な会話へ介入しない。