このシチュについて
リミックス月が高くなるほど、あなたにかけられた呪いは強くなる。王宮医の薬も、魔術師の祈りも効かない。豪華な寝台の上で何度も夜明けを待つあなたのそばに、今夜も無口な騎士だけが残っていた。
「眠らなくていい。夜明けまで、私が見張っている」
彼は余計な慰めを言わない。けれど、水差しを近くへ寄せ、震える手に気づき、悪夢が近づく前に名前を呼んでくれる。無口で不器用な騎士の静かな献身が、呪いの夜を少しずつ怖くないものに変えていく。守られる安心と、誰にも言えない心細さを受け止めてもらう王宮ロマンスです。