無口シチュ: 43件
無口のシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 43件のシチュから選べます。
卒業制作展で、無口な同期のドレスが私のサイズだった
あなたは、服飾の専門学校を今月卒業する学生。卒業制作展の最終日、自分の作品の隣で来場者に挨拶をしていた。
展示の一番奥に、人だかりができている。
真っ白なトルソーに着せられた、淡い水色のドレス。作ったのは、同じクラスの無口な彼だった。三年間、ほとんど話したことがない。作業台が隣だっただけ。
ドレスの胸元の糸の色、袖の長さ、ウエストの位置。見ているうちに、あなたは気づいてしまう。
これは、あなたの体の寸法だ。
振り向くと、彼が会場の隅で、片付け用の段ボールを抱えて立っていた。
「……採寸、したことないのに、って顔」
彼はあなたの視線から逃げない。
「隣で三年。見てれば、わかる。……着るかどうかは、任せる」
撤収の時間まで、あと一時間。
風俗店の送迎車で、無口なドライバーが遠回りをする
あなたは、夜の店で働いている。仕事が終わると、いつも同じ送迎ドライバーが家まで送ってくれる。
無口で、必要なこと以外はほとんど話さない人。けれど最近、あなたが疲れている夜だけ、車はいつもより遠回りをする。海沿いの道を走り、自販機の前で停まり、温かい缶を一本だけ差し出してくる。今夜も、店を出てから三十分、彼はまだ一度もナビを見ていない。
「……今日の客、時間過ぎても帰そうとしなかったろ。店には言っといた」
彼はハンドルを握ったまま前を見ている。
「辞めろとは言わない。あんたが決めることだから。でも、辞めたら、送る理由がなくなるな」
あなたの家まで、あと十分。
220+
移住体験の古民家で、無口な大家が毎朝薪を割っている
あなたは、仕事に疲れて、山あいの村の移住体験に申し込んだ会社員。二週間、古民家で一人暮らしをする。
大家は、隣の母屋に住む三十歳くらいの男の人。挨拶のとき、「どうも」しか言わなかった。
毎朝六時、薪を割る音で目が覚める。
縁側に出ると、玄関の前に何かが置いてある。一日目は、朝採れの卵。二日目は、竹で編んだ籠に入ったトマト。三日目は、手書きの地図。村の湧き水と、夕日がきれいに見える場所に丸がついていた。
五日目の朝。縁側に出たあなたに気づいて、彼が斧を下ろした。
しばらく、黙ってあなたを見ている。それから、ぶっきらぼうに。
「……顔色、来た日よりは、まし」
また、薪を割り始める。でも、さっきより音が少しだけ、ゆっくりになった。
閉店前のゲームセンターで、無口な常連が乱入してくる
あなたは、仕事帰りにゲームセンターの格闘ゲームで遊ぶのが息抜きの会社員。
閉店三十分前。いつもの台に座ってコインを入れたとたん、画面に『挑戦者が現れました』。
向かいの台に座っていたのは、いつも隅の台で黙々とコンボ練習をしている常連の男の人。パーカーのフードをかぶって、誰とも喋らない。
結果は、あなたの一本勝ち。
しばらくして、彼が台の向こうから回り込んできた。あなたの横に立って、画面を見たまま、ぼそっと言う。
「……今の、最後の起き攻め」
台の端に、百円玉が一枚置かれた。
「もう一戦。俺が勝ったら、今の、どこで覚えたか教えて」
フードの下で、彼の口元がほんの少しだけ笑っていた。
連続
三連休前夜の改札で、無口な同期が三日分の封筒を渡してくる
三連休前の金曜、終電近くの改札。ほとんど雑談もしない無口な同期が、追いかけてきて封筒を三通差し出した。
表には、土・日・月。
「一日ひとつずつ開けて。……行きたくなかったら、来なくていい」
中に入っているのは、時間と場所だけ。二か月前の飲み会で、連休の予定がないと話したのを、彼だけが覚えていた。
開館前の水族館、雨なら別の一日、日曜夜の電話。月曜の封筒に書かれた場所で、彼は何を言うつもりなのか。行くかどうかも、先に開けてしまうかも、あなたが決めます。
雨上がりの廊下で、拾った子猫を隣の部屋の彼と温める
あなたは雨上がりの帰り道、植え込みの下で鳴いていた子猫を拾ってしまった。手のひらに乗るほど小さくて、濡れて震えている。
アパートはペット禁止。廊下で途方に暮れていると、隣の部屋のドアが開いた。挨拶くらいしかしたことのない彼が、あなたの腕の中を見て固まる。
「……うち、ペット可です。ミルクもあります」
なぜ猫用のミルクがあるのかは言わないまま、もうタオルを取りに部屋へ引き返していた。
30+
ジム帰りの車内で、トレーナーに見惚れた夫を問い詰める
あなたは、結婚三年目の夫と同じジムに通っている。
今日、夫はストレッチを手伝う女性トレーナーの、ヨガウェアの背中から目を離さなかった。鏡越しに、全部見えていた。
帰り道、ひと言も話さないまま自宅マンションの地下駐車場に着く。エンジンを切った夫が、あなたのほうを向いた。
「……見てた。ごめん」
言い訳はしない。シートベルトを外す手だけが、やけに丁寧だった。
「怒った顔のままでいいから、こっち来て。部屋まで待てない」
80+
『いい子』の仮面を外せない私に、無口な同級生が『俺の前ではやめれば』
クラスではいつも笑っている。頼まれたら断らない。それが私の『いい子』の仮面。
夜明け前、眠れなくて、誰もいない川沿いの土手に来た。そこに、同じクラスの無口な彼が、スケッチブックを抱えて座っていた。
目が合って、反射的に笑顔を作った私に、彼はスケッチの手を止めずに言った。
「その顔、疲れない? ……俺の前では、やめれば」
病気で転校する日、無口な彼が地図を握ってた
体のバランスが少しずつ取れなくなる病気だと告げられて、一年。
階段で手すりにしがみつく日が増え、友達の歩く速さについていけなくなった。
今日で、この高校とはお別れ。体に合った学校へ移る。
誰にも挨拶せずに帰ろうと、放課後の教室で荷物をまとめていると、窓際の席に、生物部の彼がまだ座っていた。
「……転校先、どこ」
彼はあなたの重いかばんを黙って持ち上げ、ポケットから、くしゃくしゃになった地図の切れ端を出した。
「自転車で、四十分。……毎週、行ける距離だった」
余命を打ち明けた夜、冷徹な婚約者の騎士団長が初めて取り乱した
家同士が決めた婚約者は、王国騎士団の団長。三年間、一度も笑った顔を見たことがない。
夜会を抜け出したバルコニーで、私は婚約の解消を申し出た。理由も、正直に話した。
「治らない病だそうです。残りは、一年。……あなたの時間を、無駄にさせたくないの」
彼の手から、グラスが落ちて割れた。
「……一年?」
初めて聞く、震えた声だった。
ホテルのセーフルームで、私の警護官が『任務外のお願いをしてもいいですか』
脅迫状が届いてから一週間。私の警護に就いた彼は、一度も私を名前で呼ばなかった。
ホテルのセーフルームで、朝まで待機。二人きりの部屋で、彼がイヤホンを外した。
「……一つだけ、任務外のお願いをしてもいいですか」
いつも無表情な警護官の瞳が、まっすぐ私を見ている。
合コン帰りに終電を逃し、一番無口だった彼の「うち来る?」についていったら、玄関のドアが閉まった瞬間から止まらない
人数合わせで行った合コン。盛り上がる男性陣の中で、ひとりだけほとんど喋らず、グラスを傾けていた彼。
帰り道、駅で終電の灯りが消えていくのを二人で見送った。
「……うち、すぐそこ。来る?」
今夜初めて、彼から話しかけられた言葉だった。
マンションの玄関。背後でドアが閉まり、オートロックの音が鳴る。靴を脱ごうと屈んだ瞬間、手首を掴まれ、背中がドアに押しつけられた。
「ずっと我慢してた。……乾杯のときから」
低い声。合コンの間、一度も聞かなかった熱。
「嫌なら今言って。言わないなら、もう止まれない」
80+
初夜の翌朝に消えた夫が、三年後、英雄になって帰ってきた
父に命じられて嫁いだ相手は、身分の低い騎士だった。
無愛想で、ほとんど口をきかない人。
それでも、夫婦になった夜が明ければ、何かが変わると思っていた。
——初夜の翌朝。目を覚ますと、隣に彼はいなかった。
あれから三年。
大陸を救った英雄の名が、毎日のように城へ届く。それが、私の夫の名だった。
凱旋の夜。灯りを落とした寝室の扉が、静かに叩かれる。
「……入っていいか。ここは、俺の部屋でもあるはずだが」
扉の向こうの声は、三年前より低かった。
「……三年、待たせた」
120+
白い雛の姿で捨てられた私を、白虎家の当主が懐に入れて離さない
初めての獣化の日。
朱雀家の娘なら、紅い羽を広げるはずだった。
けれど私の体を包んだのは、真っ白な、ふわふわの綿毛。
「偽物だ」——その一言で、私は家門から捨てられた。
雪の降る峠道。小さな雛の姿のまま、もう鳴く力も残っていなかった。
不意に、大きな手が私をすくい上げた。
温かい外套の懐。馬の揺れ。頭の上から、低い声が落ちてくる。
「……動くな。落ちる」
白虎家の当主。冷酷だと噂される人が、指先でそっと、私の綿毛を撫でた。
「もう少しで着く。着いたら、温かいものを食べさせてやる」
失恋した夜、無口な兄が何も聞かずに夜食のラーメンを作り始める
泣き腫らした目のまま、こっそり実家のドアを開けた深夜。台所の電気がついていた。
スウェット姿の兄が、鍋に湯を沸かしている。あなたの顔を一度だけ見て、何も聞かずに、冷蔵庫から卵を二つ出した。
「……座ってろ」
換気扇の音と、麺をほぐす箸の音だけが台所に響く。
「ネギ、多めでいいよな。……昔から、そうだったろ」
閉館後の書庫で、無口な司書が豹変して『ここは静かにする場所ですよ』
図書館の閉館後、あなたは返し忘れた本を届けに書庫へ入れてもらった。いつも無口で、目も合わせてくれない司書の彼と、二人きり。警備員の巡回まで、二十分。
書架の間で、本を差し出したあなたの手首を、彼が掴んだ。
「……毎週、同じ時間に来て、同じ席で、俺を見てましたよね」
ゆっくりと書架に背中を押しつけられる。普段の彼からは想像できない、熱を帯びた目。
「ここは、静かにする場所ですよ。……だから、声は我慢してください」
昇級試験の迷宮の底で、私と私の複製を前に、相棒が『本物はどっちだ』
魔法使いの昇級試験、二次試験。古い迷宮の最深部まで、組まされた相棒と二人で降りる。
この迷宮は、入った者の複製を作る。魔力も、魔法も、癖まで同じ偽物を。
最下層の広間。気づけば、彼の前に私が二人、並んで立っていた。
無愛想な相棒は、杖を構えたまま、私たちを交互に見る。
「……どちらかが偽物だ。本物なら、答えられるはずだな」
隣の私が、私とまったく同じ声で言う。
「当然でしょう。早く聞いて」
試験終了の鐘まで、あと半刻。
学園祭の写真部の暗室で、現像を待つ三分間、先輩が私を引き寄せる
大学の学園祭、写真部の展示の裏。暗室では、明日の展示用の写真を現像している。
赤いセーフライトだけが灯る狭い部屋で、四年の先輩があなたの後ろに立った。現像液に浸した印画紙に、ゆっくり像が浮かぶ。――写っているのは、あなたの横顔だった。
「展示には出さない。俺のだから」
タイマーは三分。彼の手が、あなたの腰を引き寄せる。
「開けたら光が入る。……三分、ここから出られないよ」
夫婦を装う潜入任務で、相棒の暗殺者と一つしかないベッドに入る
標的の別荘地に潜り込むため、あなたは相棒の暗殺者と新婚夫婦を装って貸別荘に泊まっている。
ベッドは一つ。隣の別荘からは、望遠鏡でこちらを窺う気配がある。
「見張られてる。……夫婦らしくしないと、明日の仕事が飛ぶ」
無口な相棒が、あなたの寝間着の肩紐を指で落とした。窓に映る影を意識しながら、唇は首筋に触れる寸前で止まっている。
「演技でいい。……俺のほうは、もう演技じゃないけど」
開店前の朝四時、粉だらけのパティシエの手が私のエプロンの紐を解く
開店準備の朝四時。まだ外は暗く、厨房にはオーブンの低い唸りだけが響いている。
アルバイトのあなたがエプロンの紐を結び直そうとしたとき、背後から粉だらけの手が伸びてきた。
「結ばなくていい。……どうせ、すぐ解く」
紐がほどけ、白い指跡が腰に残る。シェフ・パティシエの彼は、生地を休ませるタイマーを二十分にセットした。
「生地が休む間、俺も休憩。付き合って」
二次会で、新郎の友人たちが『あいつがあんな顔するの初めて見た』
大学時代の友人の結婚式、二次会のレストラン。あなたは新婦側の友人として、隅の席でグラスを傾けていた。
隣に座ったのは、新郎の親友だという彼。無口で、乾杯のあとも誰とも話さずにいた人だ。
あなたが落としたハンカチを拾った彼が、なぜか少しだけ耳を赤くして差し出す。
少し離れたテーブルで、新郎の友人たちがざわついた。
「おい、あいつ自分から女の子に話しかけてる」「あんな顔するの初めて見たぞ」
彼は聞こえないふりをして、あなたのグラスが空いていることに気づいた。
「……次、何か飲みますか」
40+
護衛中のホテルで、特殊部隊の彼が入浴中の私の浴室から出ていかない
命を狙われているあなたの護衛として、特殊部隊の彼が二十四時間付いている。ホテルの部屋も、窓のない浴室も、彼にとっては守るべき範囲だ。
「死角は作らない。……気にするな。見ていない」
そう言いながら、彼は湯船の縁に腰を下ろし、泡の中のあなたから目を離さない。戦闘服の袖をまくった腕が、湯に濡れた肩をそっと引き寄せる。
警護の交代まで、あと二十分。湯船の泡は、少しずつ消えていく。
30+
隠れ家で、特殊部隊の隊員が盗聴器を探して私の服を一枚ずつ脱がせる
事件の重要な証人になったあなたは、特殊部隊に保護されて郊外の隠れ家へ運び込まれた。
「どこかに発信機が仕込まれている。……脱いでもらう。全部だ」
担当の隊員は、黒い戦闘服のまま、あなたのブラウスを脱がせ、スカートのホックを外した。探知機を当てながら、手袋の指が肌の上を確かめていく。下着の縁で、機械が小さく鳴った。
回収のヘリが来るまで、あと十二分。彼の指は、下着の縁にかかったまま止まっている。
時計修理の工房で、無口な職人が祖父の形見を『一週間通え』と言う
商店街の外れにある古い時計修理の工房。あなたは、亡くなった祖父の懐中時計を直してほしくて扉を叩いた。
ルーペを目にはめた若い職人は、時計を開けて長いこと黙り込んだ後、ぽつりと言った。
「部品は作れる。ただ、この時計は持ち主の癖で調整されてる。……どう巻いて、どう持ってたか。爺さんの話を聞かないと、同じ音は戻らない」
そして作業台の向かいに、丸椅子を一つ置く。
「一週間、毎日ここへ来てくれ。仕事終わりでいい。――話をしてくれたら、それでいい」
