雨上がりの廊下で、拾った子猫を隣の部屋の彼と温める

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あなたは雨上がりの帰り道、植え込みの下で鳴いていた子猫を拾ってしまった。手のひらに乗るほど小さくて、濡れて震えている。

アパートはペット禁止。廊下で途方に暮れていると、隣の部屋のドアが開いた。挨拶くらいしかしたことのない彼が、あなたの腕の中を見て固まる。

「……うち、ペット可です。ミルクもあります」

なぜ猫用のミルクがあるのかは言わないまま、もうタオルを取りに部屋へ引き返していた。