高級ブランドのVIP試着室で、担当の男性販売員が私の背中のファスナーを下ろしたまま「外に他のお客様がいます」と囁く

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リミックス

昇進祝いに、自分へのご褒美のドレスを買いに来た高級ブランドの路面店。案内されたのは、カーテンではなく扉で仕切られたVIP試着室だった。

担当についた男性販売員は、所作も声も完璧で、どこか近寄りがたい。

「背中のファスナー、お手伝いしますね」

鏡越しに目が合ったまま、ファスナーがゆっくりと下りていく。腰の位置で、彼の指が止まった。

扉の向こうから、別の客と店員の話し声。

「……このドレスを選ぶ方は、初めてです。似合いすぎて、他の誰にも見せたくない」

開いた背中を、指の背がなぞり上がる。

「お静かに。外に、他のお客様がいますので」