ラブホテルで、「慣れてる」と言った彼の手が震える
このシチュについて
リミックスあなたは、三回目のデートで彼とホテルに来た会社員。
誘ったのは彼のほうだった。食事の席でも、タクシーの中でも、余裕のある顔で「こういうの、慣れてるから任せて」と笑っていた。
部屋のドアが閉まって、二人きり。
彼はベッドの端に腰かけて、照明のパネルを睨んでいる。ボタンを押すたびに、部屋が明るくなったり、紫になったり、真っ暗になったりする。
「……ここの、ちょっと独特だな」
あなたの上着を脱がせようと伸びてきた指が、ボタンの一つ目で止まった。かすかに震えている。
「いや、手が冷えてるだけ。外、寒かったし」
顔は余裕のままなのに、耳の先まで赤い。
「……で、どうしてほしい? なんでも、慣れてるから」