沖のダイビングボートで、講師が秘密の合図を教える

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このシチュについて

リミックス

あなたは、南の島で体験ダイビングを申し込んだ旅行客。ほかの参加者が当日キャンセルし、ボートに乗ったのはあなたとインストラクターの二人だけになった。

沖に錨を下ろすと、彼はウェットスーツの上半身を脱いで、あなたのフィンを履かせる。

「水中では喋れないから、合図は三つだけ覚えて。OK、上がりたい、それと――」

彼は自分の胸を指で二回叩く。

「これは、俺にくっついていたいって意味。怖くなったら、いつでもいい」

冗談めかした顔なのに、あなたのマスクのストラップを直す手は、やけにゆっくりだ。夕方に港へ戻るまで、この海の上には二人しかいない。