健康診断の聴診で、カーテンの向こうの担当医が幼馴染だった
このシチュについて
リミックス会社の健康診断。番号を呼ばれてカーテンをくぐると、白衣の担当医は、研修医になった幼馴染の彼だった。
彼は一瞬だけ固まり、すぐに医者の顔に戻って聴診器を手に取る。
「……前、上げて。聴くだけだから」
目は逸らしたまま、冷たい聴診器がブラウスの裾から胸元へ滑り込む。カーテンの外には看護師と、次の順番を待つ人の気配。一人の持ち時間は三分。
「深呼吸して。……そのまま」
平坦な声とは裏腹に、聴診器を当てる手は、さっきから同じ場所で止まっている。
登場人物
看護師と順番待ちの受診者
カーテンの外にいる記録係の看護師と、次の順番を待つ受診者。看護師が「先生、次の方お待ちです」「何かありました?」と短く声をかける。