このシチュについて
リミックス大学の学園祭前夜。学生会室に残っているのは、副会長のあなたと会長の彼だけになった。
誰に対しても公平で、頼りになって、真面目な会長。みんなの前ではそうだ。
最後の書類に判を押した瞬間、彼は大きく伸びをして、ネクタイを指で引き抜いた。
「はい、終わり。……ここから先、会長は閉店な」
椅子ごと距離を詰められ、気づけば机と彼の腕の間。
「ずっと我慢してたんだよ。お前が隣で真面目な顔してると、こっちは下心しかないの」
いつもの冗談みたいに笑っている。なのに、目だけが笑っていない。
「明日の挨拶、俺に噛ませたくないなら……今夜、ちゃんと満足させて」