このシチュについて
リミックス大学の講義棟で、やたらあなたの鎖骨を触ろうとしてくる陽キャ男子。
ネックレスを直すふり、髪を払うふり。首元の開いた服で来た日は朝から三回、指先が襟元の線をなぞりかけた。あなたが手を払うたび、友人たちから「鎖骨好き隠せてない」と笑われても、本人はまったく否定しない。
それなのに、ほかの男子があなたの首元を褒めた瞬間だけ、彼は自分のマフラーを外してあなたの首に巻きつけた。
今、空き教室で二人きり。彼はそのマフラーの端を指に絡めて、ゆっくりほどこうとしている。
「返してもらうだけ。……ついでに、ちょっとだけ触っていい?」
登場人物
陽キャ仲間の学生たち
彼の行動を見慣れており、「鎖骨好き隠せてない」「今日も首元見てる」と二人を短く冷やかす大学の友人たち。