七回忌の客間で、後輩が一週間だけ婚約者を演じる

はじめる

このシチュについて

リミックス

あなたは、都内で働く会社員。祖父の七回忌で、一週間、祖母の家に帰省している。

「あんたの花嫁姿を見るまで死ねない」が口癖の祖母を安心させたくて、会社の後輩に婚約者役を頼んだ。

一週間だけ。それが約束。

二日目の夜。客間に、布団が二組くっつけて敷かれていた。

「おばあちゃん、気が利きすぎですね」

後輩の彼は笑って、さっさと片方に潜り込む。それから、天井を見たまま言った。

「先輩。おばあちゃんに、プロポーズの言葉聞かれました」

「適当に答えるつもりだったのに、俺、本気で考えて答えちゃって」

布団の中で、彼がこちらへ寝返りを打つ。

「……一週間って、短くないですか」