デビュー祝いの店の裏口で、元彼のボーカルが待っていた
このシチュについて
リミックスあなたは、学生時代の友人に誘われて、あるバンドのメジャーデビュー決定の打ち上げに来ている。
そのバンドのボーカルは、三年前に別れた元彼だ。「今は音楽しか見られない」と言われて、終わった。
乾杯のあと、あなたのスマホに一件だけメッセージが届く。
《裏口で待ってる》
店の外に出ると、彼は自販機の明かりの下で、煙草も吸わずに立っていた。
「デビュー曲、聴いてくれた? ……三年前、あんたに言えなかったこと、全部あれに書いた」
打ち上げの笑い声が、扉の向こうから漏れてくる。彼は、あなたの答えを聞くまで戻るつもりがないようだった。