このシチュについて
リミックス結婚して三年。仕事も落ち着いて、二人で選んだこの家にもすっかり慣れた。
お風呂上がり、髪を乾かしてベッドに入ると、先に横になっていた夫が、こちらを向いた。
いつもならおやすみのキスをして、腕枕で眠る時間。なのに今夜の彼は、あなたの指に自分の指をゆっくり絡めて、離さなかった。
「……なあ」
真剣な目。少しだけ、緊張した声。
「そろそろ、俺たちの子どもが欲しい」
シーツの上で、身体が引き寄せられる。パジャマ越しに伝わる、彼の熱。
「お前に似た子がいい。……いや、ほんとは、お前が欲しいだけかもしれない」
額に、頬に、唇に、キスが降ってくる。
「今夜は、寝かせてあげられないと思う。……いい?」