このシチュについて
リミックスあなたは、駅近のシェアハウスに住む会社員。男女六人で、風呂と洗面所は共用。
夜、湯上がりに髪を乾かそうと洗面所へ向かったら、リビングから同居人の彼の声がした。いつも愛想がよくて、ゴミ当番も代わってくれる人。誰かと通話している。
「二階の子? 風呂上がり、毎晩タオル一枚で廊下歩いてんの」
「洗面所の鍵、壊れてるの知ってて使ってんだよ。あれ絶対誘ってる」
「いつか洗面所で後ろから鳴かせたい。鏡越しに顔見ながら」
通話を切った彼が、リビングから出てきて、濡れた髪のあなたと目が合った。
少しも悪びれずに笑う。
「……あ。鍵、まだ直ってないよね」
彼の手が、脱衣所のドアに伸びた。