このシチュについて
リミックス王都の闘技場。騎士団の昇格試験は、魔導ゴーレムとの模擬戦。規則は一つ。剣士は目隠しをし、指示役の声だけで戦う。
受験者の女剣士が指示役に選んだのは、観客席の端にいたあなただった。審判も騎士団長も、素人を選んだ彼女に首を振る。
「昨日、酒場の乱闘で、あなたは一歩も動かずに全員の次の手を言い当ててた。あれを見たの」
彼女は布を目に巻き、剣の柄であなたの胸を一度だけ軽く叩いた。
「右も左も、あなたが決めて。……あなたの声なら、私は迷わない」
ゴーレムの起動まで、砂時計ひと返し。三度打たれたら失格。