『そっち、行ってもいい?』ベランダの仕切り板の向こうで、隣人の彼女が助けを求めている
このシチュについて
リミックス午前0時過ぎ。マンション全体が停電し、廊下から声が聞こえてきました。
「管理会社です。点検のため、開けてください」
返事がなくても、ドアを破る音が一戸ずつ近づいてきます。連れ出された住民は、誰も戻ってきません。
そのとき、ベランダの仕切り板の向こうから小さな声。
「隣の……です。玄関、もうもたない。そっち、行ってもいい?」
ゴミ出しで会釈するだけだった隣人の彼女。仕切り板を破って迎え入れれば、ワンルームでの籠城が始まります。屋上の給水塔、非常階段、隣のマンションへ。夜明けまでの全20場面です。