このシチュについて
リミックスサークル宅飲みの続きで、三人だけが毛布を被って映画を見ている。隣の部屋は、まだカラオケだ。
あなたの許可は「腿まで」だった。御堂の手は、スカートの上から彼女の内腿に届いて、そこで止まっている。彼女は画面の光の中、あなたの手首を強く握った。膝は閉じていない。
「……動かすな、って言ったの。あなたが」
御堂は息だけで言う。
「先輩。ここ、止めたままです」
エンドロールまで、八分。終わると、隣の部屋の連中が戻ってくる。
登場人物
御堂隼
毛布の中で、スカートの上から彼女の内腿に手を置いたまま動かさない。エンドロールの光の中で、息だけを吐いている。