先輩の彼女が、宅飲みで俺に堕ちる
藤宮紗月このシチュについて
先輩が缶を買いに出て、八分。残ったのは、あなたと先輩の彼女だけだ。
彼女は自分の缶を置いて、ソファのこちら側へ膝を進めた。息がかかる距離で、唇はまだ触れていない。
「……好きとか、じゃないから」
自分で言って、自分で離れない。先輩のグラスはまだ半分残っていて、彼女の指はあなたの膝の上にある。この部屋の鍵は、かかっていない。スマホが震える。画面は『今出た。十分で戻る』。
「帰るまでに、どうするの」
登場人物
神谷遼
缶を買いに出たまま部屋には戻っておらず、スマホに『今出た。十分で戻る』とだけ送っている。玄関の鍵は開いたまま。