このシチュについて
リミックスあなたは、冒険者ギルドでも指折りの罠解除師。相棒は、腕は確かだが、色事を毛嫌いする堅物の女剣士だ。
二人で潜ったのは、古い淫魔が造ったという地下迷宮。罠はどれも命を奪わない。服を溶かす霧、肌を敏感にする花粉、二人を縛り合わせる蔓。
地下三階。あなたが「その床石は罠だ」と言った直後、彼女はまっすぐ、その石を踏んだ。
これで、五回目だ。
薄紅の霧の中、溶けかけた鎧を胸の前で押さえ、彼女は顔を背けた。
「……ち、違う。足が、滑っただけだ」
迷宮の魔力が満ちて、出口の扉が閉じるのは夜明け。
彼女は次の床石の前で立ち止まり、あなたを振り返った。
「……次のは、どんな罠だ。教えるな。……いや、教えてから、止めるな」