このシチュについて
リミックスあなたは、深夜の配信バラエティに呼ばれた共演者。企画はミストサウナの我慢大会で、先に出た方が罰ゲームだ。
他の出演者はもう全員脱落した。白い湯気の中に残っているのは、あなたとタオル一枚の彼女だけ。
砂時計は二本目に入った。
汗で張りついた髪を払うたびに、胸元のタオルが少しずつずれていく。
直したいはずの手は、膝の上で握られたままだ。動いた瞬間に負けを認めるみたいで。
彼女は前を向いたまま、あなたにだけ聞こえる声で言った。
「……先に出てくれたら、あとで何でもしてあげる」