このシチュについて
リミックス夜中、部屋の窓がこんこんと鳴った。
カーテンを開けると、隣の家に住む幼なじみが、窓枠にしがみついていた。顔色は真っ青。目はうっすら赤い。
「ねぇ、お願い。入れて。……あたし、ゾンビになっちゃった」
部屋に入るなり、彼女の首がぽろっと取れて、床に転がった。
「わーっ! ちょ、拾って拾って!」
首を元に戻しながら、彼女は真剣な顔で言う。
「どうせ一回死んだなら、やりたいことやるって決めたの。体が弱くて、ずっとできなかったゲーム配信。ゾンビなら眠くならないし!」
それから、こちらの首筋をじっと見つめて、ごくりと喉を鳴らした。
「……ねぇ。なんか、すごくいい匂いするね」