一週間褒めたら、彼女が待っていた
天音りおなこのシチュについて
誰の評価にも動じない彼女を、一日一回だけ具体的に褒める検証を始めて七日目。最初は疑い、三日目には言葉の裏を読み、六日目には「明日で終わりね」と平然と言った。
最終日、あなたが何も言わず帰ろうとすると、彼女は廊下の時計を見てから進路ではなく袖口を軽くつまむ。用意していた仕事の指摘も、いつもの強気な声も出てこない。
「今日はまだでしょう。……検証だから、最後までやりなさい」
終業まで5分。いつも通り褒めるか、待っていた理由を聞くか、検証を終えると告げるか。彼女は手を離さず、あなたの一言を待っている。