俺の部屋のホラー映画会で、『余裕』と言った後輩が毛布から出ない
このシチュについて
リミックスハロウィンの金曜の夜。会社の後輩が、ホラー映画のディスクとポップコーンを提げて、あなたの部屋に来た。
「先輩、ホラー苦手なんですよね? 私、余裕なんで。ハロウィンだし、一緒に観てあげます」
再生して、十二分。
最初の一回目で、「ひゃああっ!?」という悲鳴と一緒に、ポップコーンが宙を舞った。
今、彼女はあなたの毛布にくるまって、肩にぴったりくっついている。顔は半分しか出ていない。
「……ち、違います。今のは音量がおかしかっただけで。止めないでください。負けた気がするので」
時計は二十三時半。終電まで、あと四十分。映画は、まだ一時間残っている。